2016年10月27日木曜日

三角帽子の屋根がかわいいトラカイ城

突然ですがワタクシ、最強の晴れ女です。
と常々豪語していたのですが、この旅では何度か負けました(笑)。
それでも曇りや雨の多い時期にしては上出来だったのではないかと思います。
晴れのトラカイ、引き続きご紹介します。


トラカイ城へは橋を渡って小さな島を一つ超え、さらにもう一つ橋を渡ります。
その間、周りに見えるのは風にさざめく広い広い湖面。
お城はトラカイで最も大きなガルヴェ湖に浮かんでいます。
木々の先にお城が少し顔を出してますね。


トラカイ城に近づくと、こんな屋根が登場します。三角の形がかわいい。
密集している日本家屋の屋根や韓国の韓屋など
ビシーッと屋根瓦が並んでいる姿を見ていると、なんだか清々しくなります。


正面まで来るとお城全体が見えてきました。
トラカイ城は14世紀から15世紀初頭にかけて建設された東ヨーロッパ唯一の水上城。
高い城壁に守りの強さを感じさせます。




2016年10月15日土曜日

湖上に浮かぶトラカイ城

さて、トラカイ名物グルメの次は名所へご案内しましょう。
この素晴らしき湖畔のメインと言えば「トラカイ城」です。
先ほど登場したレストランからお城の方へ歩くと、こんな素敵な風景に出会えます。
湖上に浮かぶお城。なんて素晴らしいロケーション!


この日は本当に良いお天気だったので、青空と雲が映り込む湖の色は格別でした。
湖には鴨や白鳥がスイスイ。子供達を連れて水の上を移動中。
時にはボートが湖を横断していきます。
そんな風景をただ木陰でぼんやり眺めているだけで、最高に幸せな気分。

つい慌ただしく予定を詰め込みたがる人間にとって
「のんびりする」のは、それを意識した途端に「のんびり」を演出しがち。
でもトラカイの湖を見れば、素直にこの景色を全身で受け止められます。
だってあまりにも美しいから。

あらゆる感覚で吸収して、この風景で体がいっぱいに満たされるような感じ。
とても澄んだ水の色も、鳥たちが羽を広げて落とす水しぶきも、
ゆっくりと流れていく雲も、ボートで昼寝しているおじさんも。
この写真を見ているだけで全部思い出せます。
湖畔のコテージに1泊して、散歩しながらスケッチでもして

日がな一日水辺を見ながら過ごしたいと思ったのでした。

トラカイ名物キビナイを食べる

クランベリージュースに戸惑っているところにやってきたのはサラダ。
こちらに来てから食べる生野菜サラダはどれも美味しくて満足です。

特にSenojiのサラダは当たりでした。大好きなクルミがたっぷり。
ブラックオリーブとクリームチーズもたくさん。
他にはトマト、パプリカ、きゅうり、レタス、紫キャベツ。
色合いもいいし、さっぱりとしたレモンのドレッシングで文句なしです。


しばらくして、いよいよキビナイのご登場です。
結構時間がかかったので、オーダーの都度焼いてるのかもしれません。
見た目がなかなかにキュートです。
ネジネジしてるところがポイントですね。
キビナイの下に敷かれたオレンジのペーパーもかわいらしい。
思っていたよりも生地がしっかりしています。
パイというよりクッキーに見えました。大きさは直径18cmくらい。


早速ナイフを入れてみると、こんな具合。
私がオーダーしたのはキノコとチキンのキビナイでした。
大雑把にキノコとしか書かれていなかったので、どんなキノコが入っていたのかは謎。
でも黒っぽいキノコが多かったように思います。
チキンよりもキノコがびっしりと入っていました。


味付けという味付けはなくて、おそらく塩コショウ程度。
キノコとチキンの素材の味を楽しむ感じでしょうか。シンプルでおいしいです。
外の生地はふんわりとバターの香りがして、サクッとした食感もGoodです。
Senojiのキビナイは細長く、それほど大きくありません。
サラダと合わせると私のお腹にぴったりの量でした。

やはりスーパーで買った出来合いのキビナイとは比べ物になりませんね。
出来立てのキビナイの味が忘れられません。
Senojiには他にもリトアニアの伝統料理が揃っていますが、
ほとんどのお客さんはキビナイを注文していました。

テイクアウトも人気でした。買って帰ればよかったなぁと後で後悔。