2016年9月25日日曜日

衝撃のクランベリージュース




キビナイと一緒にサラダとドリンクもオーダーしました。
まず登場したのが、クランベリージュース。

あれ?クランベリーなのになんだか色味が薄い。
想像していたのと違いましたが、とりあえず一口飲んでみました。
するとさらに広がる違和感…ナンダコレハ
飲み物?デザート?

メニューには伝統的なジュースと書いてあり、
クランベリーだし、ビタミンを補える〜と注文したのですが…
二口飲んでもさらに疑問符が浮かぶばかりで、味の解釈が難しい。

冷静に分析してみると、クランベリーの味はしない(笑)
駄菓子屋さんの粉を溶かして飲むジュースのよう。
ドロッとしていて、水溶き片栗粉を飲んでるみたい。

まず…くもないけれど、正直おいしくはありませんでした。

後でレシピを調べてみると、このドロドロの正体はジャガイモのデンプン。
本来の作り方ではたっぷりのフレッシュなクランベリーを使うようです。

このお店のジュースはどうしたものか。
果実のフレッシュさは全く感じられませんでした。
かなり癖があるので、相当好みが分かれると思います。

もしかするとSenoji以外のお店ならもっと美味しいのかも。

トラカイ名物「キビナイ」を食べに

トラカイ地方の名物と言えばkibinai(キビナイ)です。
キビナイは、現在もこの地に住むカライメの伝統料理。
簡単に言うとミートパイです。

昔から用いられている中の具材は羊肉ですが、現在は色々と選べます。
鶏肉、牛肉、羊肉、きのこ、種類は色々。


トラカイのレストランのメニューには必ずキビナイがあります。
きっとどのお店で食べても美味しいんだろうなぁとは思うのですが、
トラカイで最も有名なキビナイのお店に行くことにしました。

検索すると1番に出てくる「Senoji Kibinai」というレストランです。
観光客だけでなく地元の人たちにも人気のお店なのだとか。



トラカイ城から割と離れているので結構な運動になりました。
道中には日陰がないため日差しとの勝負。
お店に着いた時にはちょっと憔悴状態に…この日は天気が良かったので。

日本とは正反対で、ヨーロッパでは店内の席よりも断然テラス席が人気です。
Senoji Kibinaiはテラス席の数も多くて広いのでゆったり座れました。

お店はロッジ風でかわいらしく、湖畔のリゾート感を盛り上げます。

2016年9月23日金曜日

トラカイの街をのんびりお散歩

トラカイのバスターミナルに着くと、皆がほとんど同じ方向へ向いて歩き始めます。
トラカイには一つの湖だけでなく、いくつもの湖があり、
その数は200を超えるのだとか。
目指す方向はトラカイの中心部にあるトラカイ城です。
湖ではカモや白鳥をよく見かけました。


トラカイ城までのアクセスは徒歩のみ。
あちこち見ながら歩いたので30分くらいかかったでしょうか。いや、もっとかな。

バスターミナルをでて5分ほどでikiを見つけたので、
朝ごはん用のパンを買いに立ち寄ると、地元の人たちで賑わっていました。
キャンプやBBQをしに来た若者たちが食材を買い込む姿も。

郊外ならではのまったり感を感じるトラカイのiki。
だるそうにレジ打ちしている女の子が、
まるで映画の中に出てくるような個性の強いパンクガール。
なんだかおかしくて吹き出しそうになりました。


サイクリングを楽しんでいらっしゃる仲睦まじいご夫婦。
湖畔を自転車で走ると気持ちいいでしょうね。
とっても素敵な休暇の過ごし方。


教会を2つ発見。残念ながら道沿いにあった教会は工事中。


トラカイは、ヴィリニュスに移る前にリトアニアの首都が置かれていた場所です。
トルコからやってきたカライメ人たちがこの地に住み、独特の文化を築きました。

特徴的なのは建物。
三角屋根で道路に面して窓が三つ並んでいます。
色がカラフルでかわいらしい。

トラカイ城まではずっと、このおもちゃのようなお家が続きます。
お店をしている建物もありますが、ほとんどは住居のようでした。
丁寧に手入れをしているお庭もあったり。お宅訪問してみたいです。

湖畔リゾート、トラカイへ

リトアニアの首都・ヴィリニュスは国内の東部で少し南に位置しています。
西部にはバルト海に面したクライペダという港町がありますが、
西部以外の都市は全て内陸。
水の景色を楽しむには、湖へ行くのが手っ取り早いリゾート満喫方法なのです。

ヴィリニュスから最も近い湖畔は、Trakai(トラカイ)。
ここはまさに、絵に描いたような美しい湖の風景が楽しめるところ。
ヴィリニュスに住む人たちにとって、
トラカイは手軽に行ける休暇スポットというわけです。

晴れの日を狙って、早起きをして朝からトラカイへ出かけることにしました。
ヴィリニュスからトラカイまでは、バスか鉄道、どちらでもアクセス可能です。
鉄道よりも本数が多いと聞いたので、バスで向かうことにしました。
ヴィリニュス駅前のバスターミナルでは、各方面へ向かう大型バスが行き交います。
私のリトアニア滞在が始まったのも、ここがスタート地点。
プラハから乗ってきたLux Expressのバスも停車していました。

トラカイまでは近距離なので、切符売り場ではなく
バスの運転手のおじさんから直接チケットを買います。
もちろん現金オンリーなので、必ず小銭を持っておくことが大事。
ユーロ圏で小銭入れは必須です!
お財布を二つ持ちしてお札と分けておくことで、安全対策にもなります。
出発時間の5分前、
やってきたミニバンは思っていたよりも小さく、収容人数が気になります。
いざバスに乗り込むと右側に1人席が4つ、左側に2列シートが5つという具合。
そうこうしている間に時間通りバスは出発。

予約制ではないので、




その時に乗れなかった人は次の便を待つというのが暗黙のルールです。
トラカイ行きは1時間に1本は出ているので、次を待つのもそれほど苦ではないでしょう。

トラカイまでへ向かう途中、2度ほどバスが停車して乗客を拾っていきます。
途中乗車してくる人たちはみな、立ち乗りにも慣れた様子。
こんなところで降りるの?というバス停すらない道路の途中で降りて行きました。
これがこちらの人たちのルールなんですね。
車窓の景色は徐々に緑が濃くなっていきます。
そろそろ湖が見えてくるかなとワクワクしていると、さっと辺りが森に囲まれました。
しばらくして、バスはトラカイの小さなバスターミナルに到着しました。

2016年9月9日金曜日

抜群の眺め ヴィリニュスを見渡す城の丘

ヴィリニュスの中心部を離れると丘が二つあるのが見えます。
一つは「三つの十字架の丘」、そしてもう一つが「ケディミナスの丘」です。

それほど高くない丘のてっぺんに、ちょこんとブロックがのっているよう。
中心部を離れてケディミナスの丘を見ると、完全におもちゃの世界です。
ケディミナス城はヴィリニュスだけでなく、リトアニア全土のシンボル的存在の人気者。

ケディミナス大公による創建当時は木造だったそうですが、
その後、ヴィータウタス大公時代に今のレンガ造りの要塞になったのだとか。
現在この地に残るのは小さな塔と約320メートルの城壁のみです。


丘に徒歩で上がるには、石畳の坂道を上ります。
がしかし、埋まっている石のサイズがデコボコ。
転びそうになりつつ、平坦な石を模索しながらマイペースに上へ。
(右側の石が歩きやすいことを途中で発見)



ぐるぐると坂道を上がっていくと、廃墟と化した城壁の一部が見えてきます。
すると右手にケディミナス城が登場。あらかわいい。


雲が多いながらも、少し風があって気持ちの良い陽気です。
レンガの色と、青空にはためくリトアニアの国旗がかわいらしい。
近所の幼稚園児や校外学習に来ている中学生たちに会いました。


丘の上からはヴィリニュスを一望することができます。
南を見るとヴィリニュス駅方面、北側は新市街


東側すぐ隣には三つの十字架の丘、西の遠くにはテレビ塔が望めます。

しばらく城壁に腰掛けて、どこへ行こうかと街の眺めと地図を見比べます。

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