2016年9月23日金曜日

湖畔リゾート、トラカイへ

リトアニアの首都・ヴィリニュスは国内の東部で少し南に位置しています。
西部にはバルト海に面したクライペダという港町がありますが、
西部以外の都市は全て内陸。
水の景色を楽しむには、湖へ行くのが手っ取り早いリゾート満喫方法なのです。

ヴィリニュスから最も近い湖畔は、Trakai(トラカイ)。
ここはまさに、絵に描いたような美しい湖の風景が楽しめるところ。
ヴィリニュスに住む人たちにとって、
トラカイは手軽に行ける休暇スポットというわけです。

晴れの日を狙って、早起きをして朝からトラカイへ出かけることにしました。
ヴィリニュスからトラカイまでは、バスか鉄道、どちらでもアクセス可能です。
鉄道よりも本数が多いと聞いたので、バスで向かうことにしました。
ヴィリニュス駅前のバスターミナルでは、各方面へ向かう大型バスが行き交います。
私のリトアニア滞在が始まったのも、ここがスタート地点。
プラハから乗ってきたLux Expressのバスも停車していました。

トラカイまでは近距離なので、切符売り場ではなく
バスの運転手のおじさんから直接チケットを買います。
もちろん現金オンリーなので、必ず小銭を持っておくことが大事。
ユーロ圏で小銭入れは必須です!
お財布を二つ持ちしてお札と分けておくことで、安全対策にもなります。
出発時間の5分前、
やってきたミニバンは思っていたよりも小さく、収容人数が気になります。
いざバスに乗り込むと右側に1人席が4つ、左側に2列シートが5つという具合。
そうこうしている間に時間通りバスは出発。

予約制ではないので、




その時に乗れなかった人は次の便を待つというのが暗黙のルールです。
トラカイ行きは1時間に1本は出ているので、次を待つのもそれほど苦ではないでしょう。

トラカイまでへ向かう途中、2度ほどバスが停車して乗客を拾っていきます。
途中乗車してくる人たちはみな、立ち乗りにも慣れた様子。
こんなところで降りるの?というバス停すらない道路の途中で降りて行きました。
これがこちらの人たちのルールなんですね。
車窓の景色は徐々に緑が濃くなっていきます。
そろそろ湖が見えてくるかなとワクワクしていると、さっと辺りが森に囲まれました。
しばらくして、バスはトラカイの小さなバスターミナルに到着しました。

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