ヴィリニュスの大きな通りは大聖堂広場から伸びるゲディミナス通りと、ピリエス通りが有名。
先ほどのニットの木から右側へ進むとベルナルディ通り、
左側へ行くとミコロ通り、もう少し先には文学アートで有名なリテラトゥ通りがあります。
どの通りも”ただの道”ならぬ魅力があります。
路地というのはどの国でも、何か心を惹かれてやまない魅力がありますが
それはまたヴィリニュスでも同じ。特に美しい通りが多いかもしれません。
なにせ旧市街全体が世界遺産に指定されているほどですから。
歩いているときはそんなことは気にもとめないのですが、
ある特定の建物ではなく街の全てが”遺産”であるというのは、
まるで”遺産”という大きなドームの中に入っているような気分になります。
自分は今遺産の中にいるんだと思うとなんだか不思議。
ここはヴィリニュス大学近くの路地です。
上を見上げたり、道の先の出口を見つめたり。
なんの変哲もない通りでも歩くだけで楽しいのが旅の醍醐味というもの。
ヴィリニュスの旧市街は広くはないので、たとえ迷子になっても
そのまま歩いていれば見たことのある通りに必ず連れて行ってくれます。
どこかしこに落書きがあるのは残念ではありますが、それも一つの風景ということで。
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